ただいま「盆栽NFT BONvoyage」のマーケットプレイスは、より良いサービスを目指してリニューアル作業中です。
現在はマーケットプレイスのご利用はできませんが、このページでは「盆栽NFT BONvoyage」の概要や目指しているビジョン、プロジェクトの想いなどをご紹介しています。
盆栽NFTを通じて守り、実現していきたい新しい価値についてもご覧いただけますので、ぜひご一読ください。
「先人より受け継いできた日本の名木を、盆栽師を、盆栽業界を守りたい。」
たった一つの想いから立ち上げた盆栽NFTマーケットプレイス「BON voyage」。
伝統の「預け盆栽」とNFTを融合し、盆栽師が責任を持って管理することで、
未経験の方や海外の方にも安心して日本の銘木を楽しんでいただけます。
新しい技術を活用しながら、盆栽文化とその価値を次世代へつなげていきます
職人の苦難
盆栽を趣味とする人が減っている以上、盆栽職人が儲かるはずはありません。それどころか盆栽職人という職業では生計を立てられなくなりつつあります。そうなれば後継者になりたい人も減り、匠の技は受け継がれることなく失われていきます。
どんなに素晴らしい伝統文化でも担い手がいなければ消えていくのです。匠と言われる職人が手塩に掛けた世紀を超える歴史のある名木も絶えていきます。
有名な浮世絵の話
浮世絵は江戸時代に流行した庶民的な絵画。美人画、役者絵、名所などが描かれ、題材は多岐にわたります。現代では美術的・文化的にも高く評価され、当時の生活文化などを伝える歴史資料として重要な文化財となっています。しかし、当時の文化から言えば浮世絵は「絵画」とは言えない代物。印刷技術の進化とともに廃れ、価値を見出されないまま日本から失われていきました。
のちに、海外で高い評価を受けた浮世絵。高額で取引される美術品として大量に日本から流出していきました。日本でも人気の高いモネ、ルノアール、ゴッホなど印象派の画家に大きな影響を与え、世界中に「ジャポニズム」を知らしめることとなりました。
盆栽も同じ道をたどろうとしています。日本ではありふれたものになってしまった。その真価が広まったのは国境を越えたあと。気が付いた時、名木と呼ばれる貴重な木の多くが日本から姿を消しているのです。
コロナ禍でさらに露呈した盆栽界の暗然たる未来
コロナウィルスによるパンデミックはさらに追い打ちをかけました。海外輸出・バイヤーの来訪はストップ。訪問による手入れも、人が集まる展示会も中止。「対面」に依存した盆栽稼業は大打撃をうけました。そしてこのパンデミックは長い時間の中でまた起こりうることです。
ありきたりな言葉ですがこのピンチをチャンスにしない限り盆栽の未来は暗雲立ち込めるものにしかならないのです。
なぜ、盆栽がNFTなのか
盆栽をもっと多くの人に楽しんでもらうきっかけに。
盆栽そして職人、名木を救う糸口。
その両方を満たすのがNFTでした。