Bonsai Style | 大樹園 - Part 2

‘Bonsai Style’の記事一覧

2025/2/17
【3/1-9開催】盆栽×酒×陶芸!3つの伝統が織りなす特別展示会、日本酒玉木酒店で開催

伝統文化に興味はあっても、なかなか一歩を踏み出せない

——そんな方に朗報です!

この春、盆栽・陶芸家・酒の3つの伝統が織りなすという新しい空間を創り出します。

場所は大正時代から続く岐阜県多治見市の老舗、玉木酒店

3/1から9日までの期間限定で、ワークショップや角打ちなど、五感で日本の美意識を体験できる貴重な機会です。本記事では、イベント詳細についてご紹介します。

 

【目次】

  1. 盆栽の魅力を再発見!大樹園 鈴木卓也による展示とワークショップ
  2. 陶芸の奥深さを体験!選び抜かれた作品の展示
  3. お酒とともに楽しむ特別な空間
  4. まとめ
  5. 開催概要 「盆と裁。 ~白珪尚可磨~」

 

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2020/12/31
冬の水やり

みなさまこんにちは。

クリスマスが終わり、あっという間に大晦日。

2020年最後のブログは、お手入れの基本である「水やり」について復習しておきましょう。

今回は冬の水やりについてですが、夏休み前には夏の水やりについて二回にわたり記事にしています。

ぜひそちらもご一読くださいね。

 

◆初心者向け・水やりの極意

「基礎編」

「夏を乗り越えるぞ!編」

とはいえ、忙しいときなので…

ざっくりまとめると夏の水やりはこの3点がポイントでした

〇とにかく水切れさせない

〇土が乾いたらたっぷり水を

〇土が乾いていなくても迷ったら水をあげる

 

では冬の場合は? (さらに…)

2021/5/17
黒松の葉透かし

みなさま、こんにちは。

植物が元気になるこの時期。

盆栽に限らず鮮やかな緑や花に目を奪われますね。

GWにはなんとかイベントも開催することができました。

足を運んでくださったみなさま、ありがとうございました。

 

さて、今回は以前からご質問が多かった「黒松の葉透かし」について。

以前、古葉とりの記事で取り上げていますが、今回はさらに深堀りしてみたいと思います。

みなさんの疑問や悩みを解決する糸口になれば幸いです。

(さらに…)

2021/3/8
盆栽の万能薬?石灰硫黄合剤

みなさま、こんにちは…いえ、お久しぶりです。

すっかりご無沙汰になっていたブログ更新、お待たせいたしました!

ここのところしっかり更新していたのでご心配(?)おかけいたしました。

何事もなく元気に営業中です。

ちょっとほかのお仕事が詰まっていただけでした~。

相変わらず、のんびりの更新ですが頑張ります!!

 

さて、今回のお題目は「石灰硫黄合剤」です。

言わずと知れた盆栽の万能薬的存在です。

適期は冬の間に2回。

大樹園では12月中に一回、2月中に1回やっています

すでに皆さん終えられていますか?

まだの方、間に合います!!

こちらのブログを読んだのも何かのご縁。

一緒に勉強しがてらぜひやってみてくださいね!

 

なぜ冬?なぜ必要?

冬は休眠期=強い消毒もやりやすい

石灰硫黄合剤は安全性が高く、濃度を濃くやっても薬害が出にくいので、冬の強めの消毒に適しているのです。

 

効果=殺虫・殺ダニ・殺菌

春に向けて植物だけでなく虫も活発になります。その前に対策しておくと安心ですよね。

 

薬液は?濃度は?

大樹園では約20倍の濃度で使用しています。

何千倍にも薄める時と違って、多少の誤差はあまり気にしなくても大丈夫です。

 

薬液は近年大容量での販売のみになってしまったので、ホームセンターなどで少量を気軽に購入することが出来なくなってしまいました。

例えば20倍に薄めると…

10ℓの薬液を作るのにたったの500mlしか原液を必要としません。

その上、空気に触れると固まって混入物が出来てくるので、なるべく早めに使い切ってしまいたいところです。

ですが、18ℓとか10ℓでの大容量販売ではちょっと多すぎ。一般の愛好家には手の出しにくい代物になってしまいました。

タイトルの通り、石灰硫黄合剤は盆栽にとってほぼほぼ万能薬。

とても有能な消毒なのでぜひやっていただきたい!!

購入方法としては、盆栽園で小分けで購入させてもらう・友人などと共同購入というのがオススメです。

どこの盆栽園も持っているはずなので問い合わせてみてくださいね。

もちろん、当園でもOKです!

(郵送は難しいため、大樹園までお越しいただける方に限ります。申し訳ございません。)

 

気を付ける事

1.完全防備で!

白く色がつきます。

服装は汚れてもいいもの・雨がっぱなどを。肌についても大きな害はありませんがやはり農薬の一種です。

肌についたら水でしっかり洗い流してください。

 

2.周りに何もないところで。

窓・壁・車など周囲の環境にも注意を。車につくと錆びてしまうこともあります。

 

3.風の強い日はNG

 

4.目に入らないように!!

粘液を溶かしてしまう強酸性の液体です。たとえ薄めたものが少し入るだけでもめちゃくちゃ痛いです。

量次第では大ごとになりうるので、万が一、入ってしまったら急いで水で洗い流してくださいね。

 

5.鉢につかないように

盆栽鉢は通気性がいいので消毒が中まで染み込んでしまいます。

石灰硫黄合剤の汚れは取れづらく、きれいになるまで時間もかかります。

 

対策として…

鉢を汚さないようにあらかじめ鉢を水で濡らしておきましょう

鉢に水を含ませた状態だと消毒が染み込むのを防ぐことができます。

そして消毒を終えたら、乾く前にすぐに水でしっかり洗い流しましょう

 

消毒の仕方

1.まずは先ほどの鉢の処理をしておきます。

2.消毒する。

道具は噴霧器やひしゃくなどを使います。

小品盆栽では深めの桶に溶液を作り、樹の部分を逆さにして漬け込むという方法もあります。

これは休眠期ならではの方法。これだけしっかり消毒すると皮の中の虫や病気もやっつけることができます。

3.鉢に水をかけ、汚れない等にする。

 

いかがでしょうか?

それなりの手間はありますがやって損はないお手入れです。

害虫予防や殺ダニが一気にでるんですから!!

これからの新緑の時期、少しでもトラブルが少なく大切に育てたいものですね。

 

【イベント情報】

大変残念ですが、盆栽教室・岡盆サロンは中止となっています。

わからないことやお手入れについては個別に対応させていただきますのでお気軽にお問合せくださいね。

 

2020/12/24
黒松の古葉取り

みなさま、こんにちは。

12月も半ばを過ぎ、スーパーでは鏡餅が並び年末感がでてきましたね。

楽しい年越しを過ごすため、健康第一で乗り切りましょう!

(過去に年末インフルエンザ+胃腸風邪のダブルパンチを経験したことがあります…辛かった~)

 

さて。

メルマガで予告した通り、今回は「黒松の古葉取り」について。

「必ずしも毎年やるお手入れではない」ということを書きましたがどういうことでしょうか?

最初にポイントを押さえておきましょう。

 

(さらに…)

2024/9/18
2024年 秋の岡崎緑風盆栽展 

みなさま、こんにちは。

いよいよ秋の見頃に突入ですよ〜!

盆栽展が増える時期です。ぜひ、たくさん見に行ってくださいね。

大樹園を懇意にしてくださる皆様はすでにご存じと思いますが、今回は「秋の盆栽緑風展」について改めてご紹介します。

盆栽初心者でも気軽に参加できるゆるりとした展示会です。

 

🍁秋の緑風盆栽展🍁

【概要】
毎年、春と秋に開催される「盆栽緑風展」。秋は岡崎城のそびえる岡崎公園にて開催しています。

(春は岡崎中央総合公園です。場所が異なるのでご注意を!!)

地元の盆栽愛好家にの皆様の作品が会する展示会です。岡崎市長の作品も飾られることもあり、地元感あふれる内容になっています。

【詳細】

10月4日(金)~6日(日)
9:00~17:00
(最終日は15:00)
場所 : 岡崎公園(多目的広場)
地図 : https://maps.app.goo.gl/5peVmBGotuyYRsUH6

●秋期無料講習会
日時:10月5日(土) 13:00~15:00

●500円!!ワンコインコーナー・盆栽即売会場
終日開催

 

【初心者大歓迎!ふらっと立ち寄れる盆栽展】

盆栽展といっても堅苦しい雰囲気は一切なく、のんびりご覧いただけます。

初心者向けの手ごろな売店は毎回大盛況です。なんだか見ていると始めたくなってしまうんですよね。

実際、緑風展をきっかけに愛好家になる方も多いんです。

盆栽の育て方や手入れ方法を学べる講習会も好評です。ご自身の盆栽を持ってきてしっかり手入れをしたい方は特におすすめです!

盆栽を持ってくるのが大変な方は、写真があると質問にもお答えしやすいかと思いますので活用してくださいね!

 

講習会の時間でなくても、運営の盆栽協会岡崎支部(通称:岡盆)の皆さんが気軽に教えてくれます。

運営や参加者との距離が近く、盆栽について気軽に質問できる温かい雰囲気が緑風展のいいところ。

盆栽について話したい方ばかりなんです。

そんな雰囲気の中で自然と盆栽の世界に馴染みを持っていただきたいなと思います。

 

【 メインイベント?!お得なワンコイン市】
緑風展の名物ともいえる、ワンコイン市!500円で盆栽に関連するさまざまなアイテムや素材がいくつでも取り放題なんです。めちゃくちゃお得ですよね?!

鉢や素材、飾り台など、とにかくお得で掘り出し物をみつけるのが嬉しいポイントです。

毎回出てくるものが違うので、宝探しと思って楽しんでみてくださいね。

 

【岡崎観光も楽しめる】
秋の会場の岡崎城は歴史的な観光スポットとしても有名です。それ以外にもYoutuberの東海オンエアのお膝元ということもあり、ちょっと話題の場所になっています。

盆栽展のついでに岡崎城の美しい景色や城内を散策したり、周辺の観光地を巡ったりして、岡崎の魅力も一緒に堪能してみてはいかがでしょうか?

秋の爽やかな空気を楽しみ、充実した1日になるのではないでしょうか?

 

 

2018/8/1
盆栽の台風対策

先日は異例の進路の台風12号が珍しく愛知県付近を直撃ということで、大樹園でも台風対策に追われました。まだまだ台風シーズンは続きますので盆栽の台風対策についてまとめてみます。

(さらに…)

2024/5/29
ZEN Management Interview #1

Issued by Z-EN (Original link is here) 2022/6/28

This interview was featured in “Z-EN”, an information media for enjoying management. We talked about the bonsai industry today, our challenges, and our thoughts on bonsai NFT.

 

Breathing new life

into the tradition of the bonsai industry

The Challenge of the “Outsider” Fourth Generation#1

 

Bonsai, a traditional Japanese culture, was introduced from China 1,300 years ago during the Heian period (794-1192) and was loved by the ruling class.
Daijuen is a long-established bonsai garden in Okazaki City, Aichi Prefecture, where many bonsai are sublimated into works of art that are distinctly different from gardening.
Takuya Suzuki, the fourth-generation owner, came to the bonsai world from another industry.
In addition to Daijuen’s long-standing technical expertise, he is breathing new life into a traditional industry with his innovative marketing techniques.
We interviewed Mr. Suzuki, who is promoting the value of bonsai as a symbol of Japanese art and attracting new fans. We hope you will learn what is happening in the bonsai industry today.

CONTENTS

Chapter 1
1. Succession of one of the best bonsai gardens in Japan
Chapter2
1.How to overcome the difficulties of the bonsai industry
1.1 The old structure must be changed
1.2 Innovation from a newcomer’s point of view
1.3 “Make the appeal of bonsai widely known”.


(さらに…)

2024/5/29
ZEN Management Interview #2

Issued by Z-EN (Original link is here) 2022/6/30

This interview was featured in “Z-EN”, an information media for enjoying management. We talked about the bonsai industry today, our challenges, and our thoughts on bonsai NFT.

 

Breathing new life

into the tradition of the bonsai industry

The Challenge of the “Outsider” Fourth Generation#2

 

An interview with Takuya Suzuki, the fourth-generation owner of Daijuen, a long-established bonsai garden in Okazaki, Aichi Prefecture, who came to the bonsai industry from a different industry and has been involved in various changes.
In the first part of the article,Breathing new life into the tradition of the bonsai industry
The Challenge of the “Outsider” Fourth Generation (Part 1),we talked about how he inherited a famous bonsai garden that has been in existence since 1934 and how he continues to develop new customers by confronting the industry’s difficulties and challenges head-on.
Currently, Mr. Suzuki is planning to develop the world’s first Bonsai NFT, a fusion of real and digital technologies, and is taking on the challenge of enhancing the artistic value of bonsai, a traditional Japanese culture.
In the second part of this interview, we ask him about his activities for Bonsai NFT, which aims to make the quality and value of bonsai widely known not only in Japan but also overseas, and about his vision to improve the reputation of bonsai.

 

CONTENTS

Chapter1

1 World’s first! The Challenge of Bonsai NFT, a Fusion of Real and Digital Bonsai
2 Problems in the Bonsai Industry
2.1 Many problems behind overseas popularity
2.2 Difficult import/export situation

Chapter2

1 For the bright future of bonsai
1.1 NFT plays a role in setting a proper value standard for bonsai
1.2 The next generation will innovate the bonsai industry


(さらに…)

2024/4/16
Regarding the sale of Bonsa Pot Artist, Gyozan Nakano’s works

 

We are closing our web store “Gyozan Nakano Pot Store” where we have been selling Mr. Gyozan’s bonsai pots.

(The old URL is already closed: https://gyozan-nakano-pot-store.myshopify.com/ )

 

 

 

You may be wondering if something has happened to us, but nothing has happened 😉

Although the web store will be closed, we will continue to sell Mr. Gyozan’s bonsai pots at Daijuen.

(さらに…)