Bonsai Style | 大樹園

‘Bonsai Style’の記事一覧

2021/3/8
盆栽の万能薬?石灰硫黄合剤

みなさま、こんにちは…いえ、お久しぶりです。

すっかりご無沙汰になっていたブログ更新、お待たせいたしました!

ここのところしっかり更新していたのでご心配(?)おかけいたしました。

何事もなく元気に営業中です。

ちょっとほかのお仕事が詰まっていただけでした~。

相変わらず、のんびりの更新ですが頑張ります!!

 

さて、今回のお題目は「石灰硫黄合剤」です。

言わずと知れた盆栽の万能薬的存在です。

適期は冬の間に2回。

大樹園では12月中に一回、2月中に1回やっています

すでに皆さん終えられていますか?

まだの方、間に合います!!

こちらのブログを読んだのも何かのご縁。

一緒に勉強しがてらぜひやってみてくださいね!

 

なぜ冬?なぜ必要?

冬は休眠期=強い消毒もやりやすい

石灰硫黄合剤は安全性が高く、濃度を濃くやっても薬害が出にくいので、冬の強めの消毒に適しているのです。

 

効果=殺虫・殺ダニ・殺菌

春に向けて植物だけでなく虫も活発になります。その前に対策しておくと安心ですよね。

 

薬液は?濃度は?

大樹園では約20倍の濃度で使用しています。

何千倍にも薄める時と違って、多少の誤差はあまり気にしなくても大丈夫です。

 

薬液は近年大容量での販売のみになってしまったので、ホームセンターなどで少量を気軽に購入することが出来なくなってしまいました。

例えば20倍に薄めると…

10ℓの薬液を作るのにたったの500mlしか原液を必要としません。

その上、空気に触れると固まって混入物が出来てくるので、なるべく早めに使い切ってしまいたいところです。

ですが、18ℓとか10ℓでの大容量販売ではちょっと多すぎ。一般の愛好家には手の出しにくい代物になってしまいました。

タイトルの通り、石灰硫黄合剤は盆栽にとってほぼほぼ万能薬。

とても有能な消毒なのでぜひやっていただきたい!!

購入方法としては、盆栽園で小分けで購入させてもらう・友人などと共同購入というのがオススメです。

どこの盆栽園も持っているはずなので問い合わせてみてくださいね。

もちろん、当園でもOKです!

 

気を付ける事

1.完全防備で!

白く色がつきます。

服装は汚れてもいいもの・雨がっぱなどを。肌についても大きな害はありませんがやはり農薬の一種です。

肌についたら水でしっかり洗い流してください。

 

2.周りに何もないところで。

窓・壁・車など周囲の環境にも注意を。車につくと錆びてしまうこともあります。

 

3.風の強い日はNG

 

4.目に入らないように!!

粘液を溶かしてしまう強酸性の液体です。たとえ薄めたものが少し入るだけでもめちゃくちゃ痛いです。

量次第では大ごとになりうるので、万が一、入ってしまったら急いで水で洗い流してくださいね。

 

5.鉢につかないように

盆栽鉢は通気性がいいので消毒が中まで染み込んでしまいます。

石灰硫黄合剤の汚れは取れづらく、きれいになるまで時間もかかります。

 

対策として…

鉢を汚さないようにあらかじめ鉢を水で濡らしておきましょう

鉢に水を含ませた状態だと消毒が染み込むのを防ぐことができます。

そして消毒を終えたら、乾く前にすぐに水でしっかり洗い流しましょう

 

消毒の仕方

1.まずは先ほどの鉢の処理をしておきます。

2.消毒する。

道具は噴霧器やひしゃくなどを使います。

小品盆栽では深めの桶に溶液を作り、樹の部分を逆さにして漬け込むという方法もあります。

これは休眠期ならではの方法。これだけしっかり消毒すると皮の中の虫や病気もやっつけることができます。

3.鉢に水をかけ、汚れない等にする。

 

いかがでしょうか?

それなりの手間はありますがやって損はないお手入れです。

害虫予防や殺ダニが一気にでるんですから!!

これからの新緑の時期、少しでもトラブルが少なく大切に育てたいものですね。

 

【イベント情報】

大変残念ですが、盆栽教室・岡盆サロンは中止となっています。

わからないことやお手入れについては個別に対応させていただきますのでお気軽にお問合せくださいね。

 

2021/1/13
2021年ブログ始め ー大樹園の真面目な話ー

みなさま、明けましておめでとうございます。

遅くなりましたが、新年のご挨拶です。

昨年は多くの方にご愛読いただきありがとうございました。

引き続きブログをはじめSNS、ようやく始動したYoutubeにも力を入れていきますのでご贔屓のほどよろしくお願いいたします。

大樹園の手塩にかけた盆栽をみなさんにお見せすること、盆栽を育てる事の魅力を存分にお伝えしていきたいと思います。

 

新年、一回目のブログ更新ということで少し真面目に(いつもは…?)「大樹園の思い」を語ってみようと思います。

(さらに…)

2020/12/31
冬の水やり

みなさまこんにちは。

クリスマスが終わり、あっという間に大晦日。

2020年最後のブログは、お手入れの基本である「水やり」について復習しておきましょう。

今回は冬の水やりについてですが、夏休み前には夏の水やりについて二回にわたり記事にしています。

ぜひそちらもご一読くださいね。

 

◆初心者向け・水やりの極意

「基礎編」

「夏を乗り越えるぞ!編」

とはいえ、忙しいときなので…

ざっくりまとめると夏の水やりはこの3点がポイントでした

〇とにかく水切れさせない

〇土が乾いたらたっぷり水を

〇土が乾いていなくても迷ったら水をあげる

 

では冬の場合は? (さらに…)

2020/12/24
黒松の古葉取り

みなさま、こんにちは。

12月も半ばを過ぎ、スーパーでは鏡餅が並び年末感がでてきましたね。

楽しい年越しを過ごすため、健康第一で乗り切りましょう!

(過去に年末インフルエンザ+胃腸風邪のダブルパンチを経験したことがあります…辛かった~)

 

さて。

メルマガで予告した通り、今回は「黒松の古葉取り」について。

「必ずしも毎年やるお手入れではない」ということを書きましたがどういうことでしょうか?

最初にポイントを押さえておきましょう。

 

(さらに…)

2020/12/1
茶房で楽しむ秋の企画展ー盆栽と那古野ー レポート

みなさま、こんにちは。

大樹園のある愛知県岡崎市は昨日からぐっと寒さを感じるようになりました。

冬に近づきつつある秋です。

 

さて、前回のブログでご紹介いたしました、茶房で楽しむ秋の企画展ー盆栽と那古野ー。

今回はその模様をご覧いただきたいと思います。

(さらに…)

2020/11/2
淡路ガーデンルネサンス レポート

皆様、こんにちは。

秋めいてきましたね!

祝日や連休が多いこれから、盆栽展へぜひ足を運んでみてくださいね

ブログ・インスタグラムでもお知らせしていきます!

インスタグラムのアカウントは daijuen96 です。

のぞいてみてくださいね~

 

というわけで、今回は現在開催中の「淡路ガーデンルネサンス2020」のレポートです。

http://www.kisekinohoshi.jp/exhibition/archives/12845

 

開催場所である淡路島の奇跡の星の植物館

とっても素敵な場所です!

世界中から視察が来るという、注目の植物園。

なんと植物園として集客も日本一

それだけでもちょっと気になっちゃいますね。

 

この植物園の立地する「淡路夢舞台」は大阪湾を望む絶景と咲き乱れる花風景が広がる複合文化リゾート施設です。

ダイナミックな斜面を利用してつくられた「淡路夢舞台」は、日本を代表する建築家・安藤忠雄氏によって設計されました。

安藤忠雄建築を体感したい人も自然の中でゆっくりしたい人も楽しめるスポットなんです。

 

そしてこの建物を見事活かしきって、この植物館の演出を任されているのが、環境プランナー&デザイナーである辻本智子さん!

彼女のプロデュースにより、毎年6~7回展示内容が大胆に入れ替わ変わり、二度と同じものを見ることはできません。

美術館で行うような大掛かりな展示の変更をやり続けている植物園って意外と少ないんですよ。

 

盆栽の植え替えを経験されている皆様ならこのスゴさがお分かりいただけ…ますよね?

 

かなりチャレンジしている植物園なのです。

我々大樹園も、その「攻め」の姿勢に魅力を感じて今回の企画に参加させていただきました。

 

珍しい植物を展示するだけでなく、日本の伝統や地域性にこだわったり、地面・壁・空中と空間も自由に使ってユニークな展示がされています。

 

そんな驚きに満ちた「奇跡の星の植物館」と「大樹園」のコラボレーション。

写真をたっぷり撮りましたのでじっくりご覧ください!

 

さっそく攻めた配置。

 

広い空間を切り取って。

 

こんな場所です。

秋らしい実物。

 

2月に徳川園で開催した盆(才)展でも注目の的だった、かいづかまおさんの鉢。

辻本さんからの熱烈なアプローチをいただき、新作も加え展示することに。

ここでも存在感があります。

実物・花物と、かいづかまおさんの鉢。

お気に入りです。

鉢と樹の組み合わせでさまざまな表情を見せてくれます。

盆栽の面白さのひとつ。

 

 

こんな鉢はいかがでしょう?!

 

和を取り入れたモダンな展示。

 

ぐっと寄ってみましょう。

 

いかがでしょうか?

わくわくする展示ばかりです。

 

 

ガーデンルネサンス2020は11月8日までですが、その後にクリスマスに向けた大幅な展示入れ替えがあるため、

盆栽の展示は16日まではご覧いただくことができますよ!

 

もちろん盆栽を見ていただきたいですが、植物館としても素晴らしい場所です。

会期に間に合わない方も、ぜひ足を運んでいただきたい場所です。

2020/10/13
どうなってる?最近の盆栽イベント

皆様、こんにちは……いえ、お久しぶりです!

約2か月ぶりの更新です。

大変お待たせして申し訳ありません。(待っていてくださったと信じております…)

2か月も何をしていたかと言いますと、産休をいただいておりました。

無事、8月7日に男の子を出産し、戻ってまいりました。

まーさんもジュニアも元気です!

二人の男の子の母になり、これからますます頑張りますのでよろしくお願いします。

 

なお、鈴木は8,9月も元気にお仕事しておりました。

夏を満喫していたようで、ブログの更新はちょっぴり疎かになったようですね~

大樹園はしっかり営業中です!

ご安心ください(笑)

 

皆様は無事に夏を越えられましたか?

もし「ちょっと元気がなくなってしまった」「枯れそう!」という方、遠慮はいりません。

何か手を施せるかもしれないのでご一報ください。

お手伝いさせてくださいね。

 

さて、ようやく秋らしい天気になってまいりました。

Go Toキャンペーンが始まり、そろそろお出かけしたい皆様に盆栽イベントの近況をお知らせです。

◆中止が決まっている盆栽展

・11月 京都 大観展

・12月 岡崎 五万石展(大樹園主催)

久留米 青樹展

・1月 名古屋 銘風展

大きい展示会が軒並み中止で残念ですね。屋内での大規模展示はコロナ対策を施す必要があり、なかなか開催が難しいのが現状です。

しかしその中でも開催予定の盆栽展もいくつか!

さっそくご紹介します。

 

◇開催予定の盆栽展

・安城市民芸術祭 10月9日(金)〜11日(日) 場所:安城市民会館

 

・名古屋城盆栽展 10月16日(金)〜18日(日) 場所:名古屋城・屋外特設屋形

 

・雅風展 2021年1月8日(金)~10日(日)  場所:京都市勧業館みやこめっせ

(小品盆栽の大御所!大樹園も出店するかも?!)

 

・国風盆栽展・前期 2月8日(月)~11日(木)

・国風盆栽展・後期 2月13日(土)~17日(水)場所:前後期ともに東京都美術館

屋外やスペースが十分とれる展示会、小規模の盆栽展は開催される傾向です。把握している範囲ではありますが参考にしてみてください。

マスクや手洗いうがいなどの対策をしっかりしてお越しくださいね!

我々も自粛していた分、楽しみです。

 

また、盆栽大樹園では引き続きオンラインでの盆栽教室も募集しております。

当園も屋外ですので、実際に来園いただくことも可能です。

お越しの際はご一報くださいね!

 

そして現在作成中なのが…Youtube!!

海外のお客様にもご覧いただけるようなものを鋭意作成中です。

もうしばらくかかりそうですが、応援していただけると頑張れます。

普段Youtubeなんて見ないという方も(私です)、ぜひ楽しみにしていてくださいね!

 

大樹園のチャレンジはとどまることを知りません。

2か月ぶりとなりましたが、引き続きごひいきの程よろしくお願いいたします。

2020/7/28
岡盆ってどんなことしてるの?

みなさま、こんにちは。

大樹園のある愛知県岡崎市は梅雨明け前から30度を超える日が続いています。

…あ、暑い~!!

盆栽も水遣りが大切な季節ですが、みなさまご自身も水分補給をしっかりしてくださいね。

樹も人も体力を消耗します。

無理はしないようにしていきましょう!

 

さて、今回は「岡盆」についてお話したいと思います。

岡盆とは… (さらに…)

2020/7/21
初心者向け・水遣りの極意 夏を乗り越えるぞ!編

みなさま、こんにちは。

晴れ間が貴重な今日この頃。元気にお過ごしですか?

 

さて、前回に引き続き「初心者向け・水遣りの極意」です。

今回は目前に迫った梅雨明けを前に、「夏を乗り越えるぞ!編」です。

 

梅雨明けは水管理が今まで以上に大切。

盆栽初心者にとって夏を超すのが最初の試練と心得てください。

早めに夏の準備に取り掛かりましょう!

 

(さらに…)

2020/7/14
初心者向け・水やりの極意 基礎編

みなさま、こんにちは。

まだまだ梅雨が続きそうではありますが、それが明けると夏本番

盆栽を始めたばかりの方にとって、初めて夏は乗り越えるべき大きな壁とも言えます。

自粛期間中におうち時間が増え、盆栽を始めたという声も耳にいたしました。

 

そこで今回は基本に立ち戻り、盆栽にとって一番大切な水遣りについてもう一度勉強してみましょう!

今週から「基礎編」・「夏を乗り越えるぞ!編」の2回に分けてしっかりご解説していきます。

 

水遣りに関するお手入れの理由や豆知識も書いていますので、ベテランの皆様も読んでみてくださいね。

新たな発見があるかもしれません。

 

基礎編の今回はQ&A方式でご説明いたします。

ここにはない疑問がでてきたらぜひご質問くださいね!

 

(さらに…)