先週の土曜日、GWの初日に大樹園に帰ってまいりました。
鳥栖昭緑園での修行は昨年の9月から8カ月間と通常の修業期間と比べて短いものではありましたが、基礎から丁寧な作業をじっくりと教えていただいて、充実した修業期間を送れたと思います。
もちろん帰ってきたと言っても卒業ではなく、まだまだ学ぶべきことはたくさんあるので続きは大樹園で改めて学ぶことになります。
短いながらも親方を始め、九州の業者の方々、先輩方には大変お世話になりました。
こちらは鳥栖昭緑園の看板木、20年程前の作風展で内閣総理大臣賞を受賞した黒松です。
昭緑園での修行の最後の思い出にと親方から葉透かしをやっていいぞと許可をいただきました。
とても嬉しい体験でしたが、今までやったどの木よりも扱うのに緊張してしまい、始めのうちは若干手元のおぼつかない状態での作業となってしまいました。
こちらが葉透かし後の写真です。あまり違いは分かりませんが綺麗になってスッキリです。
ちなみに後方に移りこんでいるポスターが受賞当時の樹姿です。