盆栽NFT BONvoyage|プロジェクト概要
ただいま「盆栽NFT BONvoyage」のマーケットプレイスは、より良いサービスを目指してリニューアル作業中です。
現在はマーケットプレイスのご利用はできませんが、このページでは「盆栽NFT BONvoyage」の概要や目指しているビジョン、プロジェクトの想いなどをご紹介しています。
盆栽NFTを通じて守り、実現していきたい新しい価値についてもご覧いただけますので、ぜひご一読ください。
プロジェクトの想いとこれから
「先人より受け継いできた日本の名木を、盆栽師を、盆栽業界を守りたい。」
たった一つの想いから立ち上げた盆栽NFTマーケットプレイス「BON voyage」。
伝統の「預け盆栽」とNFTを融合し、盆栽師が責任を持って管理することで、
未経験の方や海外の方にも安心して日本の銘木を楽しんでいただけます。
新しい技術を活用しながら、盆栽文化とその価値を次世代へつなげていきます

PROLOGUE
盆栽家業は古き良き時代の趣味?
長きにわたりいわゆるパトロンと呼ばれるような富裕層に支えられてきた盆栽家業。名木となる木を盆栽円が預かり、それを仕立て上げる。それが我々の大きな仕事の一つでした。将来性のありそうな素材を探し日々のお手入れに精を出す。ミリ単位の手入れは職人技の見せどころでした。盆栽はお金のかかる趣味ではありますが、ある意味ステータスの象徴でした。
しかし、多種多様な趣味があふれる昨今。時間も費用も気軽に楽しめる趣味を選ぶことができる昨今、新たに愛好家を引き込むことは容易ではなくなりました。
バブル時代をピークに多くの方に楽しまれていた盆栽も、趣味にするにはハードルが高いというイメージに代わってしまいました。そして新規参入者は減り続け、多くの方の抱く盆栽のイメージ通り、愛好家の多くはシニア層になる一方です。
このままでは・・・
歴史ある盆栽界もこの衰退の流れに抗うことは容易ではありません。

職人の苦悩
盆栽を趣味とする人が減っている以上、盆栽職人が儲かるはずはありません。それどころか盆栽職人という職業では生計を立てられなくなりつつあります。そうなれば後継者になりたい人も減り、匠の技は受け継がれることなく失われていきます。
どんなに素晴らしい伝統文化でも担い手がいなければ消えていくのです。匠と言われる職人が手塩に掛けた世紀を超える歴史のある名木も絶えていきます。

海外での人気。それだけでは立ち行かない。
盆栽はCoolJapanの言葉に代表される、海外でも人気の日本文化。
盆栽業界を支える大きな担い手でとてもありがたいことですが、それだけ国内の市場が落ち込んでいる証拠でもあります。盆栽園側も経営のために販売せざるを得ない現状があります。
海外へ送られる盆栽は検疫をクリアするために年単位の管理をしっかり行い、やっとのことで出荷することができます。
その上、郵送中はさまざまなリスクがあります。例えば、土を落とすこと。検疫のルールの一つです。名木は基本的に古いものばかり。若い木ならまだしも、古い木の土を落とすことは大きな負担となります。さらに現地の気候が日本と大きく異なる場合は体力を戻すのが難しくなり、手入れも慎重にならなければならないことも。今にも枯れそうな木を復活させるのは容易ではありません。輸出には様々なリスクを孕み、残念な結果を迎えた名木がいくつもあります。
有名な浮世絵の話
浮世絵は江戸時代に流行した庶民的な絵画。美人画、役者絵、名所などが描かれ、題材は多岐にわたります。現代では美術的・文化的にも高く評価され、当時の生活文化などを伝える歴史資料として重要な文化財となっています。しかし、当時の文化から言えば浮世絵は「絵画」とは言えない代物。印刷技術の進化とともに廃れ、価値を見出されないまま日本から失われていきました。
のちに、海外で高い評価を受けた浮世絵。高額で取引される美術品として大量に日本から流出していきました。日本でも人気の高いモネ、ルノアール、ゴッホなど印象派の画家に大きな影響を与え、世界中に「ジャポニズム」を知らしめることとなりました。
盆栽も同じ道をたどろうとしています。日本ではありふれたものになってしまった。その真価が広まったのは国境を越えたあと。気が付いた時、名木と呼ばれる貴重な木の多くが日本から姿を消しているのです。
コロナ禍でさらに露呈した盆栽界の暗然たる未来
コロナウィルスによるパンデミックはさらに追い打ちをかけました。海外輸出・バイヤーの来訪はストップ。訪問による手入れも、人が集まる展示会も中止。「対面」に依存した盆栽稼業は大打撃をうけました。そしてこのパンデミックは長い時間の中でまた起こりうることです。
ありきたりな言葉ですがこのピンチをチャンスにしない限り盆栽の未来は暗雲立ち込めるものにしかならないのです。
今までのやり方のままでは盆栽は消える
とにかく何か始めなければ。次世代に受け継ぐためのなにかを。
「盆栽自体に魅力は沢山ある。それを知ってもらう・楽しんでもらう術を!」
「環境や時代が変わったのなら、そのライフスタイルに合った方法を提供する!」
それがNFTでした。
なぜ、盆栽がNFTなのか
盆栽をもっと多くの人に楽しんでもらうきっかけに。
盆栽そして職人、名木を救う糸口。
その両方を満たすのがNFTでした。
盆栽を応援しやすい環境を
あまりお金の話をするのは興ざめという方もいらっしゃるかもしれません。
しかし大切な事だからこそしっかりとお伝えさせていただきます。
盆栽はパトロンといういわゆるお金に余裕のある人たちが育ててきたような文化があります。パトロンというよりスポンサーや支援者と言った方がわかりやすいでしょうか。
これは盆栽に限ったことで貼りません。アートや芸術、刀なども同様にスポンサーが将来性を見込んで投資してくれたから育ってきました。
ところが、時代とともにこのパトロン文化は廃れていってしまいました。支援という名の投資とその見返りがわかりにくい事やご縁や人脈に頼るあいまいなシステムがその一因かもしれません。


人の寿命を優に超える長い時間をかけて仕立て上げる盆栽。その歴史や価値を伝承し、証明できるものはほとんどがありませんでした。
誰にでもわかりやすい形にできるのがNFTの優秀なトレーサビリティです。
所有歴・改作・受賞歴などの記録がブロックチェーンにより半永久的に証明されることは盆栽の価値を高め、明確にできる方法です。そして、資産として価値が保証されるのです。
NFTを盆栽の魅力を伝えるきっかけに
試算として価値が上がれば投資家やアートコレクターをはじめ、盆栽愛好家だけで以外の人たちの目にも留まります。誤解を恐れずに言うならば、盆栽に興味が無くても価値あるものと理解したいただけたらいいのです。
「盆栽が好きなわけではないけど資産価値がありそう」
「かっこいいと思うけれど世話は面倒」
「メタバースで遊ぶのに面白いかも」
それで大丈夫です。

リアルがあってこその盆栽NFT
手入れは我々、盆栽職人にお任せください。
もともと預け盆栽という習慣がある盆栽。名品の手入れを職人に丸投げすることは特別なことではないのです。絵画や骨とう品などの美術品においても管理がされていないと劣化してしまうのと同じです。盆栽は生きているからこそなお一層、万全の環境と日比の定理が必要で、その努力が価値を高めていきます。

BON voyageが提供する楽しみ
一流の盆栽をいつでも楽しめる。
「普通」に楽しむことはもちろん、盆栽NFTの将来を信じて投資してくださった方には特別なものを提供していきたい。
例えばメタバースでしかない盆栽展。一本の木の四季を一度に楽しむ、世界遺産を背景にしたデジタル展覧会や保有者限定のプレミアムイベントなど。皆様のリクエストにもお答していきたいと考えています。

資産としての価値
盆栽の資産価値は職人が守り、さらに高みを目指してお返ししていく所存です。現物の盆栽がある以上、その価値以下になることはありません。
また、他のNFT同様、価値が上がった盆栽をリセールすることでリターンを得ることも可能です。その際にはアーティストにも手数料が還元される仕組み。これは職人の継続的な収入になります。盆栽師を生業として成り立たせる「応援」にもつながっているのです。生活の安定は制作への集中力を高め、再び素晴らしい盆栽をつくる糧となります。
購入者も盆栽師もともに利益を得ることができる。その仕組みづくりがBON voyageの描く未来です。
BON voyageの目指すこと
盆栽NFTを名木を知るきっかけにしたい。
それが私たちの想いです。
日本からの流出を止めることがどんなことにつながっているのでしょうか。
一見、海外の方には関係ないと思われるかもしれませんが、そんなことは全くありません。
銘木が日本から失われることで職人の仕事がなくなります。
技が磨かれる機会も減っていきます。
一流に触れることが技術を磨いていくには必須です。
壮麗な盆栽を多くの人が望んでも、作り手がいなくては目にすることはできません。
世界中で引き継いでほしい技術もなくなってしまうのです。
見えにくいかもしれませんが、日本の名木を守ることは盆栽そのものの存続に繋がります。
職人とその技を守り、受け継いでいくことに繋がってるのです。
BON voyageはNFTで盆栽を守り続けていくことを目指します。
盆栽という伝統文化の歴史に名を刻んでください。

NFTで広がる新しい盆栽の世界
盆栽の世界はNFTで新しく生まれ変わります


Bon voyageは、盆栽のNFTに特化した取引所です。
時代の移り変わりや多様な楽しみがあふれる中で決して盛り上がりを見せるとは言えない日本の盆栽業界。
一方で世界においては生きたアートとして高く評価され、その荘厳華麗な美しさは今も昔も変わらず人の心を掴みます。
どんなことも栄枯盛衰があるなか、伝統的な魅力のもっと身近な楽しみ方を提案していきます。
世紀を超える歴史を持ち、匠たちの技を惜しみなく注がれた貴重な盆栽をあなたの財産に。
BON voyageはそんな豊かな世界を実現します。
About BON voyage
盆栽NFTとは?
BON voyageは、盆栽の所有権をNFTとして売買可能にし、取引価格だけでなく、日々変わりゆく盆栽の姿を季節ごとに記録することで、盆栽の資産価値の保全を目指すNFT取引所です。オーナーとしての所有権を獲得できます。あ
盆栽の管理方法
盆栽はオーナーと盆栽師とが共に作り上げる文化です。盆栽は日々の管理が必要となるため、盆栽師が管理、改作をしていきます。年月を重ね銘木へと育成していくその過程をオーナーとしてお楽しみください。
オーナーとして
所有している盆栽は、ギャラリーからご覧いただけます。また、現物の盆栽を現地へ見に行ったり、手入れ体験をすることも可能です。特別な日にご指定のホテルやレストランに搬入も可能ですので、共に過ごすことも一興です。

BON voyageの楽しみ方


まずは気に入った盆栽の所有権を獲得


盆栽師と将来的なビジョンを共有


日々の管理と季節ごとに写真で記録


盆栽師に改作を依頼


展示会やイベントへ出展


価値が高まったところでリセール


新たな盆栽の所有権を購入
高い盆栽には理由がある
老舗の盆栽園がNFTに参入する理由
盆栽の価値はどうやって決まるのか?
形や樹齢、価格、あるいは誰が手入れしてきたのか。
様々な要素で決まる盆栽の価値は、盆栽師や一部の愛好家しかわからないものでした。
その盆栽の価値基準をオープンにしたい。誰にでもわかるようにすることで、売買がしやすくなり、盆栽に興味を持つ人も増えるとずっと信じてきました。
そして時代が流れ、それを実現できるNFTが登場しました。NFTであればいずれの情報も正確に記録し続けることができるのです。
また盆栽は「盆栽師」の技術があってこその芸術。
樹齢が長いというだけでは価格が上がる訳ではありません。樹の持つ潜在能力を見極めて、壮厳な姿を作り上げていくことが盆栽師の仕事であり、盆栽の真骨頂だと考えます。
昨今の日本の盆栽業界はパトロンが減り、盆栽師は生活を守るために海外に樹を売ることを余儀なくされています。それは市場が広がる一方、日本から名木が無くなっていくことも意味しています。
日本の盆栽を、盆栽師を、盆栽業界を守っていくためにBON voyageが実現する世界は、その先にある「日本の盆栽を守る」という思いに繋がっています。
