みなさま、こんにちは。
秋を彩る盆栽、楽しんでいますか?
少し外に出るだけでもあちこちで紅葉を見ることができたり、ご自身の鉢で堪能されている方も多いと思いますが…
やはり、展示会にも足を運んでいただきたい!!
というわけで、大御所・大観展についてお話を。
最後に少しお知らせもありますのでお付き合いくださいね。
天下の国風展とも並ぶほど有名な大観展。
特に初めて盆栽の展示会に行く方にはお勧めなのです。
理由は会場や席の雰囲気がひときわ素晴らしいから。
他が悪いという意味ではなく、大観展が特別なのです。
語るよりもご覧いただくのが一番ですね。(写真は2019年のものです)
まずは全体の雰囲気を。
会場自体もモダンな雰囲気なおかげか、とても洒落た飾り方というのがざっと見てもわかります。
下の写真のように盆栽に合わせた掛け軸や置物・人形、なんと楽器まで。
ジャンルは問わず盆栽を一層引き立てる演出をしています。
出品する側もどんな風に飾るかワクワク。
見る側も盆栽から広がる奥行きのある世界を感じます。
大観展に出ている以上、「いい木だなぁ」というのはもちろんなのですがそれ以外の楽しみ方があります。
また、自宅で飾る参考になるところも多いのではないでしょうか。
眠っているどこかのお土産品の置物など意外なものを合わせて飾ってみるのも面白いです。
京都土産になにか探してみてもいいですよね。
(金閣寺や五重塔の置物なんて素敵じゃないですか?)
特別展示企画と呼ばれる、一つのテーマや歴史背景に合わせた盆栽の展示も見ものです。
盆栽だけでなく鉢や添えの石が主役の展示も。
内閣総理大臣賞を筆頭に格式ある賞がたくさんあるのも見どころです!
11月のこの時期ということで紅葉・実ものも一番見ごろのものが出てきます。
そのせいか冬の展示会と比べてぐっと華やかです。
これは主観かもしれませんが、洒落てるなぁという木がたくさん出てくる印象があります。
そういうわけで、初めて盆栽展に足を運ぶ方にもおすすめなのです!
昨年の中止を乗り越え今年は開催です。
楽しみにしていた方もきっとたくさんいらっしゃいますよね。
ぜひお時間のある方は足を運んでいただきたいものです。
↓↓↓今年の大観展の詳細はこちら↓↓↓
第41回『日本盆栽大観展』BONSAI TAIKAN EXHIBITION
令和3 (2021)年11月19日(金) ~ 11月22日(月)
午前9時~午後4時30分 (最終日は午後4時まで)
会場:京都市勧業館みやこめっせ
京都市左京区岡崎成勝寺町9-1 (京都会館南)
観覧料:1000円/小学生以下無料/ 前売券、団体割引(20名以上):900円
◯特別展示企画「伝承すべき栽界の宝ー戦火・災禍の刻を越え、先人が守り伝えた名樹群」
◯各種個展席
◯大即売市(全国の専門店が集結!盆栽、道具、周辺用品、書籍など)
最後になりますが…
当園主催で例年開催しております、五万石展は本年は中止を決定いたしました。
楽しみにしていてくださった方、申し訳ございません。
次回は満を持して開催できるよう、頑張りますのでどうか引き続き応援していただければ幸いです。