この3連休に第8回九州盆栽銘品展が、鳥栖駅前のフレスポ鳥栖にて開催されました。
大きなショッピングセンターでの開催でしかも入場無料ということもあり、愛好家の方だけでなく買い物途中の家族連れの姿などもあり、たくさんの方々に観覧して頂くことができました。
期間中、中日の日曜日には講習会が行われ、石付きの作り方の実演を行いながら、盆栽に関する質疑応答も行いました。
皆さん撮影したりメモを取りながら一生懸命聴いている姿が印象的でした。
この会では僕も親方の助手として参加し、講習会デビューを果たしたわけですが、初めての講習会で分からないことだらけで、緊張よりも2時間常に気を張っていたことによる気疲れで大変でした。
会の後半では僕も土を均したり、コケ張りを行いましたがまだまだ人前でやるほどの経験があるわけでもないので、だいぶもたついていたと思います。
慣れない手つきではありますが、温かく見守ってくれていた皆さんには感謝です。
今回の展示会を通して、たくさんの同業者の方や先輩方、そして運営を手伝ってくれた愛好家の方々と知りあうことができました。
開催準備から片付けまで大変なことは多いですが、いろいろな経験ができ、いろいろな方々とお話しすることができたので、今回の展示会で得たことは多かったと思います。
ちなみにぶっつけ本番というわけにもいかないので、数日前に園にて石付けの作り方を教えていただきながら、コケ張りの練習を行いました。
その時の写真もアップしておきます。
写真を撮り忘れたので、すでに土が若干ついていますが、この石に・・・
この真柏2本をつけます。
木が動かないよう銅線でしっかりと固定し、根が張れるようたっぷりとケト土をつけました。
草なども配置し景色を表現します。
粗がけも終了していますが、本当は1週間ほど休めてから行った方がよいそうです。
コケ張りをし豆づたを上から張りました。
担当したのはこの作業だけですが、2時間弱ぐらいかかってしまいました・・・
どのように作っていこうか構想を練る段階は悩んでしまいますが、何もないところから景色を作り出していくのは楽しいですね。