前回に続き針金かけで失敗したところやポイントなどまとめてみます。
ポイント!(たぶん基本的なことですが)
・枝折れを防ぐためにかける場所をにあらかじめ曲げておく。
・立ち上がりの部分は成長すると変更が効きにくくなるので
苗木のうちにしっかり曲をつけておく。
・針金をはずすと多少戻るので、曲は仕上がりより大きくつける。
・枝元はしっかりと効かせる。
・枝先は最後にかるく起こしておかないと木が弱ってしまう。
などなど…
やり始めたものの今回はうまいこと文章でまとめられそうにないので、
とりあえず箇条書にしてみました。
他にもたくさんポイントはありますが、なかなか文字だけで伝えようと思うと
難しいものですね・・・
仕方がないので失敗談をいくつか。
まずはよく枝を折ってしまうこと。
幹の曲をつける時に多くやってしまいましたが、曲げようと思うところに枝があると
根元から裂けてしまったり、他に気を取られて枝も一緒に持って曲げてしまったり・・・
同じことが枝にかけている時も起こります。
これは気をつけるしかないですね。
次に多いのがせっかくかけたのに効いていない。
これは針金の太さのチョイスミスが多かったです。
何度か指摘されながら段々とどれくらいなら大丈夫かがわかってきました。
それと上記ポイントにも挙げましたが、枝元をしっかりとめておかないと
グラグラになってしまいます。
他にも近い枝同士をかけてしまい、どちらも効いてない状態というのも多くありました。
あとは基本的に綺麗に見せる針金かけをするのが大事です。
せっかく時間を使っても必要以上にかけすぎていたり、
交差したりしていると見た目を損ねてしまいます。
また枝の流れや配置も大きく影響してきますが、これは現段階では他の木のまねっこや、
当てずっぽみたいなところが多いですね・・・
出来るだけたくさんのいい木を鑑賞し、たくさん練習を重ねることによって
センスと技術を磨いていければなと思います。
最後にダメな針金かけ例を2点(若干ピントがズレてますがご容赦ください)
<その1>
交差しないよう考えてかけたつもりでしたが…
こんな複雑なかけ方をしなくてもシンプルにまとめられますね。
<その2>
すき間ができてしまって見た目も悪いし、」これじゃあ効果もないのでかけた意味がありません…
反対側から持ってきただけなのにはっきりと違いが分かります。
どちらも少し勉強したら基本的なことでしたが、身に着くまでに時間を要してしまいました。
(全33本中20本ぐらいやってやっとダメなかけ方が減ってきたぐらいです…)
この真柏たちのあとさらに若い苗木に癖づけを行いました。
現在はちょっと難易度がアップして椿の針金かけに挑戦中です。
また後日報告できればと思いますので、よかったらまたご覧ください!