2012/7/14
黒松(八房性)の手入れ

梅雨明けが近くなってきましたね。
園内の仕事も芽切りが一段落つき、あとは小品を残すのみとなりました。
小品に手をつけるまでの間やり残した葉透かしなどを行い、いよいよ夏前の作業の終わりが見えてきた感じです。

さて今回は、八房性の黒松の手入れを紹介します。


写真を見ていただくとまだ芽切りを行っていないことが分かると思います。
八房性は芽切りをしてしまうと芽が増えすぎてしまいごちゃごちゃになってしまうのであえて芽切りを行わず残してあります。しかしこの状態で置いておくと新芽が伸びすぎてしまい、葉が長く見栄えの悪い状態になってしまいます。
そこで、通常今の時期に行っている「芽切り」とは逆に、古葉を取り新芽の方を残しておく古葉取りを行ってしまいます。この作業により新芽がこれ以上伸びてしまうのを抑制する狙いがあります。
こちらが作業前。

作業後の状態です。
強すぎる長い新芽は中芽切りを行い長さの調整を行いますが、ここでは元に芽があったので不要と判断し切り落としてあります。

八房性は芽数が多いので古葉取りも大変でしたが、作業後はスッキリとした姿になりました。