老爺柿 銘「煌龍」
ただいま次のオーナーさんを募集中のこちらの一鉢。国風展に老爺柿を主木として入選した初めての樹だとか。「今年は国風展に出品した時ぐらいの鈴なりに間違いなくなる」との蔵者の太鼓判を頂いて、当時の鈴なり状態を写真でしか見たことのない僕は今からワクワクしっ放しです。国風展出品時の樹姿
さて大樹園では園内の老爺柿は黒松の芽切りの落ち着いた7月終わりから8月頃に行うことがことが多いですが、こちらのお宅では3月10日ぐらいまでに済ますのが習慣だそうです。
煌龍は藜鳳に特注して作ってもらった四神図のかっこいい長方鉢に入っていたのですが、昨年の秋に根圧で綺麗に5面に弾けてしまったので(植え替え後3年目)この度植え替えを行うに到りました。作業前
秋に鉢が割れた状態のものをそのまま仮入れしていただけなので抜くのは5分とかかりませんでした。根圧で鉢を壊すだけあって、真っ黒な見事な根鉢です。
スッキリ!
植え替えをした後の水がスーっと抜けてく感じはたまりませんね(笑)
今年の秋が楽しみです!