本日は清芽会の春の展示会の最終日でした。名古屋農業センターの枝垂れ梅は7分咲きととても賑々しく、場内はお客さんで溢れていました。
枝垂れ梅を見た流れで盆栽展を鑑賞して頂ける方が多く、展示の方も多くの方で賑わっておりました。
3月より新設したお好きな時間に来て頂ける盆栽教室(個人、少人数グループ向け)のご予約第1号のお客様が本日みえました。
大宮で赤松とバラの2鉢を購入したものの、一度しっかりと手入れ方法を学びたいとのことでご予約頂きました。
本日は基礎からということで、年間の手入れの流れ、水遣りの頻度などのレクチャーから始まり、お持ち頂いた赤松の文人を実際に手入れしました。
赤松はまず切り込みと葉透かしを行いました。
作業後
このままではまだ見栄えが悪いので、ここからさらに針金掛けを行い今日の作業は完了!
お話と作業に夢中になり、作業前と終了後の写真を撮り忘れるという凡ミス•••
どれくらい変化があったかよく分からない報告でしたが本日はこの辺で•••
K様ありがとうございました!
興味のある方はこちらをチェック‼︎
http://daijuen.exblog.jp/20953377/
老爺柿 銘「煌龍」
ただいま次のオーナーさんを募集中のこちらの一鉢。国風展に老爺柿を主木として入選した初めての樹だとか。「今年は国風展に出品した時ぐらいの鈴なりに間違いなくなる」との蔵者の太鼓判を頂いて、当時の鈴なり状態を写真でしか見たことのない僕は今からワクワクしっ放しです。
国風展出品時の樹姿
さて大樹園では園内の老爺柿は黒松の芽切りの落ち着いた7月終わりから8月頃に行うことがことが多いですが、こちらのお宅では3月10日ぐらいまでに済ますのが習慣だそうです。
煌龍は藜鳳に特注して作ってもらった四神図のかっこいい長方鉢に入っていたのですが、昨年の秋に根圧で綺麗に5面に弾けてしまったので(植え替え後3年目)この度植え替えを行うに到りました。
作業前
秋に鉢が割れた状態のものをそのまま仮入れしていただけなので抜くのは5分とかかりませんでした。
根圧で鉢を壊すだけあって、真っ黒な見事な根鉢です。
スッキリ!
植え替えをした後の水がスーっと抜けてく感じはたまりませんね(笑)
今年の秋が楽しみです!